カテゴリ:古書



2019/03/29
美術出版社の「絵画材料の選びかた使いかた」です。これは1962年(昭和37年)に出版された初版です。 内容としてはこれから絵を始めたいと思っている初心者向けに様々な画材とその使い方を紹介する形で書かれていて、油彩から始まり水彩やデッサンなどの一般的な技法のほかに、石膏を使った作例やエンコスティックという特殊な技法まで紹介しています。

2018/10/20
「みずゑ」という雑誌ができた背景には、1900年ごろに日本で水彩画ブームがあったそうで、そのブームの中で水彩画家の大下藤次郎が水彩画普及のために、この雑誌を1905年(明治38年)に創刊したそうです。創刊当初はその名前の通り「水絵」すなわち水彩画専門誌でしたが、時代と共に西洋美術から東洋美術まで紹介する総合美術専門誌になっていきました。

2018/08/15
今からおよそ100年前に出版された石井柏亭の「我が水彩」という本です。 石井柏亭という人は明治から昭和にかけて活躍した洋画家で、Wikipediaには・・・

2018/06/26
美術手帳の昭和42年(1967年)11月増刊号です。1960年代といえば、アンディーウォーホルがキャンベルスープ缶やマリリンモンローの肖像画をシルクスクリーンで大量生産していたころです。

2018/03/12
美術出版社の絵画技法講座という本ですが、どうやらこれは全部で6冊出ていた中の第1巻のようでした。残念ながら残りの5冊はまだ無いので、今後見つかり次第紹介したいと思います。

2018/02/03
水彩画家として大正から昭和にかけて活躍した中西利雄の著書「水絵の技法」です。 この本自体は1962年(昭和37年)に出版された第5版で、初版は1955年(昭和30年)ですが、どうやら1943年(昭和18年)に出版された「水絵(技法と随想)」という本の改訂改装版のようです。

2018/01/23
洋画家、岡鹿之助の著作「油絵のマティエール」です。 この本は、受験生の時に参考にしていた思い出の一冊です。 初版は1954年(昭和29年)ですが、これは1976年(昭和51年)に出版された21版です。